このブログについて その2
カテゴリーからRSを消して、替りにタグを作成し過去の記事に付けました。また冗長と思われるいくつかの記事を非公開に。
今も大して変わらないけど、今後普段はウィークリー系だけ消化して、(開催されるなら)金鯖序盤とその他極端に割のいいイベント時だけインする方向性。
そういう訳で私の中でRSは「一応観測・参加しているコミュニティの1つ」くらいになっているので、今後RSについて書く頻度は、元々かなり低かったもののいっそう下がることになり、(元よりRSブログのつもりでは無いものの)最早RSブログ感は影を潜めることになります。RSの記事目的で見て下さっていた方は以後ご了承くださいませ。
以上がこの記事の要点で、以下はRS周りの回顧と最近のRSについての雑感を幾らか書き殴った、特に有益でもなんでもない文章だけの内容になるので暇な方だけどうぞ。
RSもそうだけど特にPoEをやっていて思ったのは、自分は属性としてゲーマーでは無いな、ということ。ゲーマーの定義にも拠るし、リソース投入の程度からすると世間の平均的な基準では間違い無くゲーマー寄りなのかもしれないが。
10代の頃ハマったRSも、当初はゲームというよりはコミュニケーションをメインとしていた。昔あるチャットサイトに入り浸っていて、そこの常連に紹介されたのがきっかけ。(なおこのチャットは今でも生きていて、昔を懐かしんだ常連数名がたまに訪問して数日に1度発言を残している、ネットの空間とは不思議なものだなと思う。)ゲームを始めてからも暫くは無課金で、チャットや高Lv地域への観光がメインだった。当時の自分にとってRSはゲーム機能のついたチャットだった。その頃はリアルに問題を抱えていた事もあり、そのストレスもあってか徐々に身勝手な言動が表出し、小さなコミュニティとはいえ自然消滅させてしまった事を正直申し訳なく思う。そして若かった自分を中心人物の様に持ち上げてくれて一緒に遊んでくれた、当時既に社会人だった面々に、こっそり感謝の意を示しておく。もうメンバーの一部は50代だろうか、達者で暮らしていてくれれば良いな。
昨今復帰してからはすっかりソロメインのハック&スラッシュプレーになってしまったけれども、心の底からハマりきれてはいなくて、丸1日遊べるよう準備をした場合でも半分以上は別の事をやったり考える時間を過ごしていた。
これはRSくらい簡易なゲームだとそこまで真剣に考えるには至らなかったものの、PoEくらい情報量の多いゲームともなると上級者との差を鑑みる過程で自身のルーツと向き合わざるを得なくて、それで出てきた結論を一言で纏めると「自分はゲーマーでは無いな」だった。
昔1度書いたのだけれども、元来自分が惹かれる世界観はどちらかというと重厚なダークファンタジーで、具体的にはLotR, Diablo, MtG(旧ミラディン等), Witcher, GoT(中盤まで)等が該当する。だから最初にインしてみたオンラインゲームはウルティマだったし、実際に楽しめた訳だけど、当時の自分にとってはもっと砕けた世界の方が都合が良かった。まあこれは突き詰めると全く話の種類が変わってくるのでここでは割愛する。
10代の自分にRSはそのオマージュ源からの劣化具合等も含めてとてもよくマッチしていた。でも当然の事だろうけど、今の自分にとってはやはり噛み合わないものが多く出てきて、3ヶ月に1回くらい心底不快な気分になったり。故に数ヶ月一切触らなかったりインだけしたりしてたし今年も課金額は3000円、5歩くらい距離を置いてプレーしてるつもりだったけど、今後は10歩くらい距離を置く事にした。過去の感情と結びつきがある以上、それくらいの緩やかな距離のとり方が健全かな、という感じで。
最近のRSに対する溜息を遠回しながら少し吐き出しておこう。
ゲームというものは基本としてルールに則ってこそ楽しめるもので、大きく逸脱する場合恐らくそれは
①一過性の快楽のみを追求する事になる
②そもそも別の目的がある
のどちらかで、オフラインであれば例えばデータを弄るとか別の楽しみ方もあり自己責任だとしても、オンラインの場合それは他プレイヤーにまで影響を及ぼす。
ルールは(少なくとも特に信ずる宗教の無い私にとっては)所詮人が作るものであり、いつの時代も非合理だったり時流に即しないものは必ずある。前者でいうと生類憐みの令とか、後者でいうと大麻に関する法律とか。私個人としてはルールだからと固執して柔軟性を欠くのは寧ろ忌避されることだし、ルール以上に優先度の高いものがある状況なんて幾らでもあると考える側。
しかしこれはそういった複雑さのある現実よりは大分単純で、そもそも前提が「ゲーム」であり、その根幹を揺るがす程の動きをコントロールする法が機能しない場合前提のゲーム性そのものが崩れ去る。守るべきルールがあってこそのゲームである。
ルールを壊したり抜け道を探す人々は必ず出現するけれど、ルールを敷いた側にそれを排斥する程度の力があればバランスは保たれる。だが「ルールに則って」「単純に楽しむ」この両方が損なわれる程に管理能力を失する状態になってしまっては、もうそれはゲームと言えまい。私は混沌への耐性と適応力はある方だと自負しているけれど、少なくともゲーム自体が目的の一部という前提ならそれを求めてはいない。
ついでに関連するものの、有名古参プレイヤーの常習的なBOT使用が処罰されない問題についての感想は正直また違ったもので、私としては皮肉抜きに「さっさとBANしてやれ」。
池袋暴走事故の時も思っていたことだけど、無論飯塚被告は確たる加害者であるものの、その権威や地位を理由に事態を矮小化せんとするのは本人というよりそれと癒着した周りによるところが大きい訳だ。逆に誰であれ失敗を犯した人が、力のある当人から得られる利益を求めて群がる人々に「無かったことにしてあげるよ」と言われたら、それに抗える者は果たしてどれだけ存在するのだろうか。しかも公私混同の憚られる仕事の中の話でもなくプライベートの出来事である。
こちらの場合罰則の詳細についてすら明かされていないのだから、さっさと他のプレイヤー共々1ヶ月程度ID停止にしてしまえば、アイテム没収とかまでやらなくても、それで全体としての溜飲は確実に下がったのではないか。
①人手不足による大幅な対応遅延
②現行犯のみという柔軟性の欠如
③(攻略サイト管理人という)立場を考慮した依怙贔屓
①も②もサービスのクオリティという点では問題に違いないものの、③ならばあまりに全体が見えていない最も愚かしい選択だと思う。規則を決める側に向けても手応えが得られない以上、大衆の怒りは弱者たる当事者に向くし、必要以上に責められた彼の身動きが取れづらくなる以上、結局の所立場を利用せんとする運営側もメリットを失う。悲しいほど全員にとってマイナスでしかない。
人員と柔軟性が不足してるのも確かだし、正直どれかは自分にも断定できないけど。
そんな感じで今とこれからの自分に適したものを探しつつ触れつつ、RSの顛末を、より遠巻きに見守ったりしてます。