Profiting from Professions

WoW: MidnightにおけるProfessionsについてまとめた記事。

Professionsとは生産・採集を目的とした副業で、いわゆるMMOにおける生産職です。
Cooking/Fishing/Archeologyについては全キャラ共通で取得でき、それらを除いた11の副業の中からキャラごとに2種までを選択して取得することができます。

Cooking/Fishing/Archeologyはシンプルなのでここでは省略。
前半は選択制である11の各Professionsについての簡単な説明と、そのProfessionsの主要なノードやアビリティについて1, 2個取り上げています。(またここでは書いていませんが、Midnightにおいては全ての生産系Professionsで複数種のProfession Toolsが作れる他、その職業のイメージに合ったハウジング用のDecorがやはり複数種ずつ割り当てられています。)
後半はProfessions自体についての重要事項を列挙しています。





近年のWoWにおけるProfessionsの大きな変化としては以下が挙げられます。
・2018年(BfA): Professionsの進捗が各拡張毎になった
・2022年(DF): Professions専用のスキルツリー及び振り分け用のKnowledge Point制度が追加された
以降は拡張毎に作成可能なアイテムとそのレシピは全て新しく用意されるものの、骨組みとしては似たような状態のものが用いられています。

それらのことを踏まえるとこの記事の情報としての価値は、次の拡張であるThe Last Titanが発売される2027年後半に一段階落ち、
全体のシステムが刷新されるかもしれない推定2030年頃には更に一段階落ちることになると考えられます。








1 Professions一覧


Herbalism

採集系(Gathering Professions)その1。
フィールド上に点在する草を摘むことができるようになります。

採れた草はAlchemyを始めとした多くのProfessionsの素材になる為、安定した需要があります。


Gather Midnight herbs while Mounted

Mountに乗ったままでの採集が可能になります。
Travel Formによってデフォルトでこれと同等の能力が備わっているDruid以外は、真っ先に取得するべきノードです。


Imbued Mulch

使用時、次の採集時のみレア素材であるNocturnal Lotusを確定させます。CD1時間。

Midnight序盤ではLotusの単価が最大時3000 goldを突破した為、1時間に1回複数キャラでMulchを使ってLotusを量産する稼ぎが流行しました。





Mining

採集系その2。

フィールド上に点在する鉱石を採掘することができるようになります。
採れた石は武具を始めとした多くのProfessionsの素材になる為、安定した需要があります。

Herbalismと併せて習得し、Double Gatheringキャラとして草と鉱石を採集しまとめて売るのは安定した金策手段の1つです。





Skinning


採集系その3。

BeastやDragonkinであるクリーチャーを倒した時に、死体から皮や鱗を剥ぎ取ることができるようになります。

剥ぎ取った皮や鱗は武具を始めとした多くのProfessionsの素材になる為ある程度安定した需要がありますが、消耗品にも多く用いられるHerbalismやMiningと比較して消費先の大半が防具の為、それら2種に比べると価格は大人しめになります。


Majestic Beasts

Midnightゾーンの特定の5箇所で専用のルアーを使うことで、特殊なクリーチャーが出現します。
これらのクリーチャーからは1種あたり1日1回限定かつ低確率で専用の素材が剥ぎ取れます。

Midnight序盤ではProfession Toolsの素材であるMajestic Clawが数万goldで売れ、Toolsの需要が落ち着いて以降はEnchantの素材となるMajestic Hideが一定の価格を保っています。

9/19時点のMajestic Hide
拡張開始から半年経過した時点でもそれなりの価格を維持している





Alchemy

草本を材料としてPotionやFlask等を調合します。

WoWのMレイドはeスポーツ同様に競技として本気で遊んでいる層も一定数居て、彼らにとって最高品質のPotionとFlaskは携行必須の消費アイテムです。
またカジュアル層にとっても、最低難易度(LFG)以外のレイドでは薬品の使用が半ばマナーと言っても良いかもしれません。
もちろんレイドに限らず、ノーリスク(一部リスクを伴うものもアリ)でバフが得られるPotion/Flaskには常に多くの需要があり、その為Alchemyはシーズン開始から時間が経過しても最低限の利益を保証し続けてくれます。

賞味期限の最も長いProfessionsがこのAlchemyと言って良いでしょう。 


Flasks and Phials Duration


 取得することでFlaskとPhial(Gathering Professions用のスタッツブースト)の効果時間が伸びるノード。地味な節約になります。


Transmutation

少額ながら利益を産むWondrous Synergistを調合する他、皮を鉱石に変えたり、魚を宝石に変成させたりします。原理は謎です。





Blacksmithing

鉱石を加工して、多くの武器とPlateクラスの防具を生産します。
拡張開始時などプレイヤーの武具が充実していない時期は多くの利益を生みますが、クラフトした時点でSoulbound(他キャラとの取引不可)になる為、販売目的の場合はチャットで営業をかけ顧客を見つけたうえでCrafting Orderを利用する必要があります。





Enchanting
 


武具に付与するEnchantを生産します。

Enchantは拡張によって付与可能な部位が異なりますがだいたい6箇所程度に付与可能です。

1箇所あたりのDPSの伸びは平均して1%程度、全箇所付けても5%程度なのでカジュアル目線だと誤差ですが、
高難度RaidのDPSチェックやタイムを競うM+Dungeonにおいては決定的な差を生むため、それらのコアプレイヤーにとっては全箇所貼り付けるのがマストです。

そして1度貼り付けたものは剥がせない(別のEnchantで上書きはできる)ので、装備を更新するごとにEnchantも新しく用意することになります。
その為装備の更新が頻繁に行われる拡張や各シーズンの初期は安定した売れ行きが見込めます。


Disenchanting
 

Enchantingの基本アビリティ。装備を分解します。
Uncommon/Rare/Epicレアリティの装備に使用可能で、レアリティに応じた素材を獲得することができます。
これらの素材はEnchantingを始めとした多くのレシピの材料になりますが、拡張初期はEpicレアリティの装備が希少な為、Epicを分解して得られるCrystalが高く売れます。
なのでDungeonやDelve等を周回して多数のEpicを獲得できるようなキャラであれば、Enchantingを取得しているだけで手軽な副収入とすることが可能です。

拡張開始から時間が経つとEpicも量産されるため暴落はするものの、用途も広いのでNPC売りよりは儲かる時期も多いです。





Engineering

一部の武具の他、便利なガジェットを生産します。
拡張初期から時間が経過した時点で、恐らく最も稼げないProfessionsの1つがこのEngineeringです。Raidで使用可能な蘇生アイテムなど有用なものもあるものの、Potion/Flaskほどマストでも無いのでまとまった利益は出せません。

Engineeringの真髄はガジェットにあります。
後述のWormhole Generatorを始めとしたEngineeringで生産可能な専用Toyは、Engineeringを取得しているキャラでしか使用できません。
また過去の拡張の世界で作れるアイテムの中には、Engineeringを取得している場合のみ使える便利機能があったりもします。
金策職ではなく、QoL職といえるちょっと特殊な立ち位置にあるのがこのEngineeringです。


Wormhole Generator

拡張ごとに毎回登場する、Engineeringの象徴的なガジェットの1つです。

使用するとワームホールが出現し、その拡張内の好きなメインゾーン内のランダム地点, もしくはその拡張内のランダムな地点を選択してワープすることができます(MidnightにおいてはEversong Wood, Zul’Aman, Harandar, Voidstorm, ランダムなMidnightゾーンの5択)。

移動先がランダムな関係上リスクもあるものの、時短手段を余分に持てるのはEngineeringの大きな特権です。





Inscription

草本を粉末にして顔料を作ったり、魔法のインクによって文字と文書に纏わるアイテムを作ります。
全体として地味ではあるものの有用なものが多く、特に後述のTreatiseを考慮すると1Warbandに1体は欲しくなるのがこのInscriptionです。


Treatise

Professions用の論文。1キャラ1職につき週に1回まで読むことができ、対応するKnowledge Pointを1獲得できます。
たかが1とはいえお手軽なのでProfessionsに力を入れているキャラならマストで読ませたいところですが、他プレイヤーとの取引が不可能。なのでWarbound内のInscription持ちのキャラで作って銀行を経由させるか、Crafting Orderを利用する必要があります。


Missive

武器やProfession Toolsのスタッツは、デフォルトだと生産時ランダムで決定されます。対応したスタッツのMissiveを使うことで、そのスタッツを確定させることができます。





Jewelcrafting

指輪や首飾り等の装飾品や、装飾品及び一部の防具に嵌め込むGem(宝石)を加工します。


Gemは僅かながら各スタッツを上げる効果を持っていて、Enchant同様RaidやDungeonのコアプレイヤーならば必須です。
そしてやはりEnchant同様に1度装着すると取り外し不可(上書きは可能)なため、装備を更新する度に買い直すことになります。
そのためこちらも比較的息の長いProfessionsです。


Prospecting

選鉱。鉱石からGemを取り出します。

大量の鉱石を買い込んでProspect、出てきたGemを売ることで利益が出せるタイミングもありますが、同業者も多くシビアです。
Miningの価値が保たれている大きな要因の1つがこのProspectingと言って良いでしょう。


Crushing

砕鉱。未加工のGemを砕いてGemdustにします。GemdustはあらゆるJewelcraftingレシピの素材となるため安定した需要があります。
Prospecting同様大量のGemを買い込んでCrush、獲得したGemdustを売ることで利益が出ることもあります。
これによって未加工Gemの価値が最低限は維持されることになります。





Leatherworking

皮を鞣してLeather/Mailクラスの防具を生産します。

Blacksmithing同様、利益を出す為にはチャットで営業を掛けて他プレイヤーと直接交渉する必要があります。

最終的な装備の大半がDungeonやRaidからのドロップ・報酬品になる昨今の環境においては、拡張序盤の爆発的な需要がある時期を過ぎてしまうと正直影が薄いProfessionsと化している感は否めません。一応Leg(脚)に付与するArmor Kitのように、防具以外にも替えの利かない消耗品を作ることもできます。





Tailoring

布を縫ってClothクラスの防具を生産する他、インベントリそのものであるBagを仕立てることができる唯一のProfessionです。

またTailoringを取得しているキャラでHumanoidやUndeadであるクリーチャーを倒すと、一定確率で素材となる布をドロップします。
そのため大量のクリーチャーを倒すような遊び方をするキャラやAoEが充実したキャラで取得すると、地味ながらついでに稼ぐことができます。


Sunfire Silk Weaving

ノードを取得することで、更に確率でSunfire Silkを落とすようになります。

大量のSunfire Silkを使って作るSunfire Silk Backpackは、Midnight時点で最大となる40スロットを有するバックパック。全てのキャラで複数個ずつ欲しいアイテムです。







2 Professionsというシステム


WoW Token

WoWには公式RMTに近いシステムがあって、それがこのWoW Tokenです。

ゲーム内での金策に時間を費やしたくない人は、リアルマネーでこのWoW Tokenを購入し使用することですぐにまとまった金額のゲーム内通貨が得られます。


逆にWoWにリアルマネーを使いたくない人は、
goldでWoW Tokenを購入し使用することで

・30日間のプレイタイム
・Blizzard(Battle.net) Balance
のいずれかを選択して獲得できます。


Blizzard(Battle.net) BalanceはBattle.netにて使用可能な通貨で、WoWのみならずBlizzardの展開するあらゆるゲームで使え、ほとんどのインゲームアイテムをこれによって購入することができます。





カジュアルな遊び方をする場合、武具のrepair代やflask代程度であれば敢えて金策を意識する必要性は無いかもしれません。数分で完了するワールドクエストで約1000 gold、数分から10数分で完了する各種ワールドアクティビティで2000 gold以上は得ることができます。
Professionsによってgoldを増やす動機としてはNPCやAHでのMount/Pet/Transmog購入などもありますが、それらは全て見た目要素なので特に必要があるわけではありません。

月額や新しい拡張を含めたWoWのほとんど全ての課金要素と、その他のBlizzardユニバース(Overwatch, Hearthstone, Diabloなど)のほとんど全ての課金要素の支払いに充てることができる、というのは意識的にgoldを蓄える大きな動機付けの1つと言って良いでしょう。





Quality

品質。武器と防具には5段階のQualityがあり、Reagent(素材)とConsumable(消耗品)には2段階のQualityがあります。

Reagent/Consumableに関してはTWWまでは3段階あったのですが、今回のMidnightから2段階になりました。

当然Qualityが高いものほど性能が高くなります。完成品のQualityはProfessionsのSkill Level/素材のQualityと後述のConcentrationによって決定されます。





Knowledge Point

専用のスキルツリーに振り分けることができるポイント。同じProfessionsによってもできることの幅と質が変わってきます。

KPはウィークリークエスト/初回生産・採集時/NPC/Darkmoon Faire/Crafting Order/Treasureなど様々なソースから獲得可能です。

月1回限定のDarkmoon Faireにて受けられるクエスト
3KPが貰えるのでProfessionsに力を入れるキャラなら受けておきたい

このKP獲得量によって拡張の後半にゲームを始めた人が不利になり過ぎないように、週ごとに手に入る限界値を超えて一定のKPを取得できるキャッチアップシステムがあります。





Profession Stats

Professionsの性能を決めるステータスのこと。
採集系ではDeftness/Finesse/Perceptionの3種、
生産系ではCrafting Speed/Ingenuity/Multicraft/Resourcefulnessの4種がパフォーマンスを左右します。

Multicraft及びIngenuity(Ingenious Breakthrough)が連続発動した場面

Deftness: 採取速度を上げる
Finesse: 確率で採取量を増やす
Perception: レア素材入手時に確率でレア素材を増やす

Crafting Speed: 生産速度を上げる
Ingenuity: 確率でConcentrationの消費量を抑える
Multicraft: 確率で生産量を増やす
Resourcefulness: 確率で消費した素材の一部が戻ってくる





Concentration

集中力。生産時に消費することで、完成品のQualityを一段階引き上げます。


特にSkill Levelが足りなかったりQualityの高い素材が高い拡張初期では、未完成のキャラかつ低コストでも高Qualityのものが作れるようになるため非常に便利です。

もちろん無限なわけではなく、回復量はリアルタイムの6分につき1(=1日で240)、最大貯蓄量が1000。
このConcentrationの存在と、Remixイベントやキャッチアップイベントによるカンストキャラ量産の機会が増えた最近は、大量のProfessions専用Alt(サブキャラ)を作成してConcentrationの暴力で高Qualityのアイテムを量産して稼ぐ手法が確立されていて、良くも悪くもよく話題に上がります。





Profession Tools

Profession StatsとProfessionsのSkill Levelが付与された装備群。

Common/Uncommon/Rare/Epicのレアリティが存在し、CommonはNPCから、Uncommon以上は各Professionによってクラフトすることで手に入ります。

Midnightから登場したEpicレアリティのToolは素材として多数のFused Vitalityが要求され、これは基本Abundanceによってのみ入手可能。ただしシーズン1後半にてウィークリークエストの報酬でも受け取れるようになったため、ほんの少し作成が楽になりました。





Crafting Order

アイテムの生産を他人にオーダーする、もしくは他人のオーダーを受けてアイテムを生産する際に使用するシステムです。
例えばTransmogのために特定の武器が欲しい、でも手持ちのキャラにはBlacksmithing持ちがいない、そんな場合に利用することになります。


Personal Order


特定のキャラクターに直接リクエストします。
要求素材をどちらが出すか, 報酬金額, 期限などある程度指定することができます。
もちろん自身の同一アカウントのキャラも指定可能。


Patron Order

NPCによるランダムなオーダー。
消化することでKPや素材と数十gold程度の報酬が手に入ります。
必要素材があちら(NPC)持ちかこちら持ちかもランダムで、高額素材がNPC持ちである場合は、Resourcefulnessの発動によってその素材をくすねることができたりします。

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