部屋とレッドストーンと私
自分がこのクソゲーに居着く背景を洗ってみる
★RSプレイ歴
2005年~2007年 黒鯖にて割と廃プレー
2008年 少し間をおいて程々プレー
2013年 色々と落ち着き気味だった頃ネカフェでふと思い出してin
古都の閑散とした雰囲気に寂しさを感じて速攻アンインストール
2016年 週2,3ペースくらいで金鯖復帰してみるも秋にはフェードアウト
2017年 再度金鯖復帰してもう少しまともに遊んでみるけどやはり秋にはフェードアウト
2018年 三度金鯖復帰してカンストキャラ(3転800だったかな?)×2作る程度には遊ぶ
去年のキャンペーンで至高のチケットが当選してたのに一年越しに気付き駄目元で問い合わせてみるも当然期限切れで泣く
~現在 そのままほぼ毎日inする様になって今に至る
合計だと4年分くらいなのかな
こうして振り返ってみると意外と?少ない
★RSを始めたきっかけ
少し前にV鯖の有名らしい人がネトゲ中毒に関する特集とかでテレビに出演して密かに話題になっていてその中で「居場所が欲しかった」みたいな事を言ってる画像が抜き取られていました
笑えるけど笑えないなーと思いました
自身当時は学校にも家庭にも居場所を見出せない人でインターネットの片隅のとあるチャットに住み着いていました
そこで喋っていたうちの一人が同年代ながらBOTとか使ってネトゲで稼いでる人で当時旬なのがレッドストーンだと言っていました
時代の流れもありチャットが過疎りある時その人の言葉を思い出してインスト―ル
そこから暫くはがっつりはまっていったのでした
★MYオンラインゲーム変遷
<2000年頃>
最初にインしたのがウルティマオンライン
入って暫し街を探索,近くに屯していた2chだかあめぞうだかの集団にバカとかクソとかうんことか自分の語彙力の限りを尽くして罵詈雑言を浴びせると藁とか厨房とか言われて速攻PKされて訳が分からないままアンインストール
次がメイプルストーリー,思い返せばこの辺から迷走していた気もします
多分本来の私は硬めな世界観を好んでいて例えば当時は指輪物語が好きだとよく話題にしていました
なのでウルティマみたいなやつのが没入出来るだろうけど敢えて反対方向なテイストのメイプルをみたいな
でも流石に(世界観的な意味で)ヌル過ぎてすぐに辞めてそこから暫くはメッセンジャー→チャット→スカイプ
いつの間にか削除されたSkype me機能で世界中の人とfuckとかshitとか罵り合うのはとても楽しかった
<2005年頃>
そうして時を経てたどり着いたのがレッドストーンでした
このゲームが世界的に有名なゲームDiablo2のパクリ・・もといオマージュ作品であることは当時から聞かされていました
というかD2の影響を受けてないMMOなんて存在しないといっても過言では無いのでしょうけどね
当時の私は「英語やきつめのゴア表現は今の自分にはそぐわない」と考えました
ある時珍しくリアルの方で仲良くなった異性とゲームの話をしていてFF7関連のモバイルゲームをお勧めされました
私はそれをDLすると言いかわりに遠慮がちながらレッドストーンを勧めました
後日「公式は覗いてみたけど」と引いた感じの表情で言われて私は内心それに強く同意しました
彼女はヴィジュアル系の音楽が好きな人で早々に染髪してピアスして煙草吸ってODしてみたいな人だったので単純に趣味が合わないと言ってしまえばそれまでなのですが
しかし彼女の嫌悪に内心の私は心底同意していてそれに気付かれない事を少し悲しく思っていました
まあここが自分の歪みの一つなのですが話が反れまくるので置いておいて
でも公式サイトのイラストや雰囲気は自分好みでないながらもゲームの中の雰囲気は素直に好きでした
どこか寂しげで荒涼としていてでも荒涼とし過ぎてはいない適度なバランス感が当時の私には合っていたのです
深く沈潜するにはリアリティとか色々足りない物があってだからこそ良かった
そういえば著作権やらの問題で差し替えられたオアシス都市アリアンのBGMは昔も今も最高だと言えるこのゲームの数少ない要素の一つですね私的には
今でもYoutubeで聴けるので時折エンドレスリピートします
<2010年頃>
リアルの都合もありレッドストーンから離れて暫くしてからスマートフォンが一般化し始めます
スマートフォンで多様なアプリケーションが続々登場し早々にMOがリリースされます
Pocket Legendsなるゲーム,日本ではあまり知られていないかもしれませんが携帯機で遊べるながら質の高いゲームでした
ゲームに限った事ではないですが黎明期は多様な種類の人が多様な目的を持って集まってきます
私がよくPTを組んでいたメンバーは一人がシンガポールのインテリ層で一人がチェコのロリっ娘
そして当時使用していたキャラクターネームのせいかニュージーランドの方にはよく話し掛けられました
あの頃は何度か「今はニュージーランドがアツい」とか聞いててそれをオンラインの世界でもしかと実感していたのだけれども今はどこがアツいのだろう
レッドストーンの最初期の様に熱量と活気が溢れていてそれが画面越しに伝わってくるかの様でした
ボスのGoldFeverとかCockroachとかゲームのボスキャラとしては廃人やコロッサス並みに(私の中では)インパクトがありました
その後同開発の後続作Arcane Legendsが出てそちらに人が流れ私も少しの間課金して遊びましたが
ただ小綺麗になってよく纏まってはいたのだけれど纏まりすぎて遊びが少なくなった様に感じ次第にインする時間が少なくなりました
作り手の側に粗削りであれど純粋な熱がある事って凄く大事だしそれは多かれ少なかれ受け手の側にも如実に波及すると思います
レッドストーンでいうなら今の職業改変()とかね
<2025年頃>
未来のお話
Diablo4がMMOになるという事でもし神ゲー化するならそちらに住み着いたりするのでしょうか
Diablo3がカジュアル化し過ぎて往年のファンを激怒させたとかHearthstoneの大会で人種問題に言及した優勝者に処分を下して批判を浴びたりとか問題が散見され過ぎてBlizzard社の伝説的栄光も既に過去のものとなった感はありますがさてどうなるやら
もしくはVRが更に一般化していたら新しい遊びも生まれているのかもしれませんね
VRチャットが凄く面白そうでOculus Riftの購入を結構悩んだ挙句泣く泣く見送った私は既に一番熱いタイミングを逃しているのかもしれませんが
★RSにおけるスタンス
<昔>
上の項でも書きましたがかつての私は居場所とやらを求めてRSを起動しました
故にまったりプレー派を自称してLv上げも装備集めも本当にかなりマイペースで行っていました
そもそも暫くの間は無課金で基本的にはチャットメインの交流を楽しんでいました
ある時からスフィアだけ買うようになり幾らかキャラクター強化に精を出す様になり半固定メンバーとの交流が徐々に薄くなっていきました
交流に終始するのに飽き掛けていたのも確かでしかしゲームの部分を純粋に楽しみたい訳でもありませんでした
端的にいえば装備品を収集したり持ちキャラを強化したりするのは代償行動の一種なのかなーと自己分析しています
ことに昔はゲームをやる際必ず使うキャラに入り込みたい人で故に女性キャラを動かす事には一定以上の違和感がありました
この頃の私は「面白い人」を常に求めていて過剰なくらい他者を自分の中で選別していました
<今>
そして昨今の私にとってのRSはたまにチャット等交流も出来るソロ専ハック&スラッシュです
最初の頃は人のいるギルドに入ってみたりしましたがいつの間にか抜けてここ一年近くは複数の倉庫ギルドを自分のキャラのみで賑わせています
当時の「居場所としてのレッドストーン」の思い出の残滓なのかやはり起動してログインして放置して遠目に眺めているだけでも落ち着けたりはするのですがでも当時程リラックスできる訳ではありません
なんというかこのゲームは魂を込めて作られたものを模倣した結果当初は魂らしきものが宿っていたと思うのですが
所詮は魂らしきものに過ぎなかったので徐々にその化けの皮が剥がれてきたのです
そういえば昔から時間があったら2年くらい引きこもって遊んでみたいと思っていたMMOがあってそれはLoLが登場するまで覇権を握っていたBlizzard社のWorld of Warcraftなのですが
そのWoWにおいてサービス開始時の仕様でゲームが楽しめるクラシックサーバーが最近オープンしたらしいです
どうせパクるならこういう部分をパクれば良いのになと思ったりします
職業改変がとやかく言われてるけどそもそもこのゲームの自由度を下げた度合いで言えば鏡の魔法書や覚醒なんかも大きかったのだから
止むことなきL&Kさんのオナニーショーとゲームオンさんの弱者から小遣いをせびる詐欺同然の所業の数々に流石にうんざりしてそんな自分を諫めるべく駄文を綴っているのが今の私なのでしょう
★最後に
あまり纏まりきっていませんが最後に書いておきますと私はレッドストーンというゲームが好きです
昔も今も好きだし,そしてL&Kとゲームオンとかいう会社は死ぬほど嫌いです
目に見えた情報に頼り過ぎないようにというか直感を頼りにしがちな私はそれ程積極的に情報収集していた訳ではないはずなのですが
それでも当時からゲームオンが自社IPを晒して自社のコンテンツを肯定するレビューを書いてたり
勤務中にどこそこの主婦が日中からログインしてる事を笑い話にしているとか辞めた社員に漏らされてたり
退職強要に応じない日本人社員に手酷いパワハラを行った記事は今でもすぐ出てくるしね
新陳代謝など以ての外の風通し最悪の会社だって印象は昔から今までずっと変わっていません
それもあって例えば課金等は最小限にしてきたし私個人は色々と切り分けられる方だと思うけれど
流石にゲームのシステム面に諸に侵入して来られるとどうしようもない部分も出てくるし
正義感は強い方ではないつもりだけれど眼前で小悪党が小悪党めいた行為を働きまくる事に対して怒りと不快感を覚える事そのものを抑圧するのは違うかなーと考えるのです
もっとも他人の金や時間の使い方に言及するのは下世話な話ですし
人によっては今もそして最後まで全然楽しめるゲームでしょう,例えば高機能チャットツールとして利用してる人だとか
本当に最後になりますが
人間関係のベースとなるのは子供時代の親との関係性だとよく言われます
一個人として扱われなかったり個の尊厳を傷付けられてきた人はやはり自分を傷付ける様な人と接しようとする傾向があります
過剰適応という言葉が正しい表現なのかは分かりませんが環境に適応するべく不快を快に変換しようとした子供時代のプロセスが深くその人の内側に根付いているからなのでしょうか
私の自身に対する自己認識は「本来の自分は好きだけどその好きな自分と乖離している」でここ数年停滞しています
そしてこのゲームを遊んでいて時折ふと想い出すのが”親に暴力を振るわれて育った女はDV男とくっつきたがる”なんてお話です(注:私は地球人の定義に即していえば完全に男性です)
好きな事をする事は自己肯定感を育む為の大きな要素ではあるとしてもそもそもその好きとやらは純然たるものなのでしょうか
これは基本的には自身に対する問いかけです