Welcome to the Underground

DragonflightまでのWoWは2年ごとに新しい拡張が出るのが定例だったのだけれども、The War Withinから始まるWorldsoul Sagaを題する三部作は、これまでよりも短いスパンでのアップデートが予定されている。次のMidnightについての情報が今年の夏頃には発表され、各コミュニティの予想では2026年初頭には発売される見通しだということで、中途で放置していたTWWのストーリーを進めた。 





今回の主たる敵役Xal’atath。

20年10拡張分の歴史の中で、恐らく初となる女性のメインヴィラン(Sylvanasのようにそれに近いような格の敵はいる)。現実世界においては、昨今は連邦議会もハーバード大学の教授もおよそ3割程度は女性が務めているらしいので、相対的にAzerothは家父長制とマッチョイズムが根強いと考えられる。但し今回のTWWに限れば、各ゾーンの指導者的存在は種族問わず軒並み女性。なんだかこれはこれで歪に感じなくもないが、もしも「地下の環境においては男性は病みやすく女性は安定した生命力を発揮するという研究結果がある」とか聞いたら、ちょっと信じてしまう様な気もする。
新参の自分からすると初見のXal’atathだけど、ぽっと出ではなく割と昔から登場していて、Old Godsとも深い関わりがあるのだとか。
Old Gods : かつてAzerothを支配していた神々で、既に討伐されたり封印されたりしているにも拘わらず劇中でも依然として根深い影響を残し、時として大きな事件を引き起こす強大な存在。C’Thun, Yogg-Saron, N’Zoth, Y’Shaarjの4体+α

精神世界や冥界など様々な場所が舞台となるWoWだが、今回はAnduinやAlleriaらと共にAzerothの地下世界Khaz Algarを探索し、新種族Earthenや蜘蛛族Nerubianらと同盟を結びつつ、Xal’atathの野望を阻止するべく戦うことになる。





ストーリーラインを1キャラで終わらせるとその時点でAdventure Modeが解放され、これにより同一アカウントのLv70以上のキャラはストーリーラインをスキップして最初からその後のコンテンツにアクセスできるようになる。新しくキャラを育てるごとに何時間も同じクエストをやらせるようなコンテンツとプレイ時間の水増しも今は昔ということだ。

現状のWoWの設計だと、Lv70付近まで上げてしまえば、後は各種シーズンイベントやTrading postをテキトーにこなしていればいつの間にかLv80(カンスト)に到達するし、装備も最低限のものが一通り揃う。
古い作品ほど進行に合わせてプレイヤーキャラクターのレベルと経験値が(果てしなく)上がっていく傾向は強くて、自分もややそれに毒されているところがある。カンストした状態からだとキャンペーンを進める意義が、過程に関しては純粋にストーリーそのものを楽しむことくらいしかなくなったりするので、これが今ひとつ腰の上がらない理由だった。
思えば10代の頃は、ゲームに求める最たるものを答えるならばそれは間違いなくストーリーだったのだけれども、今の価値観は結構違っているなとしみじみ。その時分からするとコンテンツ問わず多くのストーリーに親しんだこと、直接人を介さないストーリーを追求するならどうしても小説や映画が最適解になりがちなこと、そして他(人)のストーリーに没頭するということに子供の頃ほどは興味を持てなくなったこと、そのあたりが主な原因だろうか。





TWWからの新要素Warbands。
アカウント内のキャラ間で共有できるスタッシュ(Warband Bank)が実装されたり、多くのカレンシーがキャラ間で自由に受け渡しできるようになったり、色々と便利になった。


AllianceとHordeという2つの派閥が長いこと対立し続けている世界において、その世界自体の存亡を揺るがすようなより大きな危機に直面することで派閥間争いは相対的に小さなものになっているのは確かで、Warbandsシステムはその1つの象徴とも受け取れる。
より強大な敵に対抗するべくかつての敵と肩を並べるような展開はとても熱いと思うし、ならば現実世界にもたまに宇宙船が襲来すれば世界(地球)は平和なのではとか、極右化する大国の動向をみながら考えたりする。(長い目線で見るならば過剰なグローバリズム推進の一時的な反動とも言えるのかもしれない。)

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